発達障害を抱えた成人はそうでない成人と比べ約50%収入が低いと言われています。これは、発達障害児の親が抱える大きな不安要素だと思います。実際に当事業のスタッフも発達障害児の親として不安があり、現存の療育システムでは不安が解消できないと感じていました。
現存の療育システムで苦手なこと(話しを聞けない・切り替えができない・落ち着きがない・忘れ物が多い・コミュニケーションが苦手。など)が改善されたとしても、多くの発達障害児が学習面で遅れは否めません。
日本では未だに大きな企業は学歴で就職に差が出ます。しかし、外資の会社やスタートアップ企業などではスキルを重視した会社も増えてきました。収入の差を少しでも少なくする、もしくは秀でるために将来に向けてパソコンに慣れることやスキルを身につけることが有利に働くと考えています。
現代においてパソコンを使わない仕事はほとんどありません。ワードやエクセル、最近では会議もオンラインで行われています。そこでBLUE MOUSEでは、小学生の低学年やもっと年齢の低い時からパソコンに触れる機会を作ります。これからはスキルで優位になれる時代だと思います。療育を通じてITやパソコンスキルを身につけ、お子さんが大きくなった時に少しでも優位になれるようにしてあげたいと思います。
しかし、多くのご家庭には子どもたちが自由に使えるパソコンがありません。お父さんやお母さんのパソコンは仕事で使うため触らせてもらえないのです。多くの子どもたちが大学進学と同時に自分のパソコンを手にします。
将来仕事で必ず使うと分かっているのに子どもたちは大学生になるまでスマホやタブレットしか持っていません。
何度も言いますが、発達障害児の多くは学習で遅れが生じ、学習の遅れは学歴社会の日本において不利になります。
子どもたちは経済的自立に向けて将来の就業に備える必要があります。学習で遅れが生じても、その分先立ってITやパソコンスキルを獲得すればいいのです。
工作、ボール遊び、遊具、音楽、ダンス、アート、さまざまな療育がある中でBLUE MOUSEではパソコン使った療育を通じてITやパソコンスキルの獲得も同時に行います。
プログラミング教室に通わせたいけど、「学校でもじっとしていないのに大丈夫かしら・・・」「将来パソコンが必要なのは分かっているけど私自身が分からない・・・」親御様からこういった声をよく聞きます。子どもたちの“経済的自立”、多くの親御さんが不安に思っている就業に「BLUE MOUSE」を利用していただければと思います。
BLUE MOUSEでは療育という観点からまずはパソコンに慣れるようにタイピングから始めて、プログラミングや動画編集、クリエティブなことまでお子さんの風味がある、且つ将来に役立つスキルをプロから学べることが特徴です。IT知識を持ったスタッフが少人数制で対応いたします。
BLUE MOUSEの療育では子どもたちはずっとパソコンに張り付いているわけではなく、当然パソコンの台数も限られているため、他の子と交代する時間もあります。これは夢中になっている子どもたちにとって頭の切り替え、行動の切り替えになり、友達に譲り合うという協調性も身につけます。
BLUE MOUSEではパソコンに触れるにあたり、必ず毎日タイピング練習から始めます。これは、「やりたいことだけをする」「やりたくないことはやらない」ではなく、社会に出ると“やるべきこと”と“やりたいこと”が出てきます。自分がやりたいことを仕事にしていたとしても、その中で“やるべきこと”(タイピング練習)が必ずあります。
BLUE MOUSEでは、子どもたちの「今」ではなく「未来」を考えます。そのため、学校やご家庭よりも厳しいと思うところもあるかも知れません。しかし、BLUE MOUSEでは厳しさが大事だと考えるからです。BLUE MOUSEは小さいお子さんでも早くからパソコンに触れることができる環境で、プログラミングなどITに特化したスキルを学び将来の“経済的自立”を目指します。
放課後等デイサービス